会社負担だからとすっかり安心していてはいけません。どこまで会社負担なのかは種類が色々あり、多くの企業では『費用の負担区分』が決められているはずですが、曖昧なことも多くあります。特に気をつけて欲しいことを挙げてみます。
【エアコン工事】 まずは、必要な費用の全てを見てくれるのかの確認が必要です。『基本脱着料金のみ』、なんてことも良くあります。また現住所で必要な金額は見れば解ることですが、引越し先の条件は解らない事が多くあります。室外機の設置場所、コンセントは近くにあるのか、ホースの穴はあるのかなど『後で発生する可能性がある費用』についてもしっかり確認しておきましょう。
【乗用車の陸送】 これは負担に関しての確認だけできていれば良いことですが、何台も積み込むトレーラーでの運搬になりますので、到着までの日数が必要なことが良くあります。車が業務に関わるような場合は、早めに日程を調整しておく必要があります。
【サイクル(Hz)交換】 日本には、50Hz地域と60Hz地域があります。これによって回転機器(洗濯機、電子レンジ、乾燥機etc・・・)が影響を受けます。ここ数年内は、50、60Hz共通仕様となっているものがほとんどですが、少し昔のものなら、この地域が変わることにより、部品交換が必要になります。金額はさまざまですが、洗濯機などでは1万円を超えることも良くあります。部品交換が必要なのかどうか、見積り時にしっかり確認しましょう。
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